乱雑読書メモ+散歩+なんか

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読書(小説)

『鳩』

短編が9つと日記?

「墓碣市民」
引っ越してきた先の大きな男の人はー。会話が淡々としていて可笑しい。

「冥府の犬」
繋がれていないシェパード。最後はハラハラと。

「角の家」
新しい家に越してきた不思議な住人、受け入れる地元民。ズレテマスヨ。

「壁の男」
1番好き。病室の壁にかかれた男は人を呼ぶ。はっとする最後。

「鳥雲に入る」
ノスタルジィ。人は懐かしい故郷を大切にする。

「鳩」
新しい看護婦達と古い看護婦達の確執、魔女はどっちだ。

「極限の吸血鬼」
ユーモアたっぷり。吸血鬼として復活したが。問題発生。

「ヨハンの大きな時計」
おとぎ話。詩人ヨハンに送られた時計。彼は何を聴いているのかしらん。

「硝子の章」
ラムネの瓶からふらりふらりとイメージをわかせて。

スルリと異界へ誘導する展開は素晴らしい。
こういう雰囲気は大好きだな。
また、ちくまの怪奇探偵小説も読みたくなった。

鳩
(1992/04)
日影 丈吉

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読書(小説)

『黒い団欒』

『幽』怪談文学賞・短編部門大賞受賞作「不幸大王がやってくる」を含む連作短編集。
奇妙な文字がのたくった白い紙があたしの家中から見つかる。
何かの呪いのようだが。一家崩壊の話。

あまりにも暑いのでひんやりしようと手に取る・・・・。


が、怖くナーイ!怪談でもなし、ホラーチック、ホラー風味。
柔らかくて感動的な良い話だった。
話を重ねれば重ねる程恐さが無くなるのは狙いなのか?!

本当にあった恐い話シリーズにすれば良かったかな。
黒い団欒 (幽ブックス)黒い団欒 (幽ブックス)
(2011/05/20)
平 金魚

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読書(小説)

『グローバリズム出づる処の殺人者より』

タイトルに惹かれて読んだ。例の文言のもじり。
ミステリではない。

IT産業の中心地から送った中国首相への手紙は殺人の告白であった。

話はインドの光と闇。
闇の住人、下位カースト者がいかにして光の住人、起業家になったか。

グローバリズム時代の「罪と罰」だそう。
印象は「蟹工船」「阿Q正伝」「罪と罰」「怒りの葡萄」等のミックス。
ただ、非常に現代。熱くない。さらり。
全体的にあきらめと怒りが漂っている気がする。

引用されている詩が素敵。

おれは長年その鍵を探してきた。
だが、扉はつねにあいていたのだ。

グローバリズム出づる処の殺人者よりグローバリズム出づる処の殺人者より
(2009/02)
アラヴィンド アディガ

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読書(小説)

『黒衣の修道僧』

なんとかとなんとかは紙一重。
好きな雰囲気。

フワフワしたまま話は進む。
神経を痛めた主人公コヴリンの精神、環境は変化をしていく。
神に選ばれし者だと自分に告げた修道僧との出会い。目覚め。結婚。不和。破滅。

何かが不足している私は何かが過剰にある状態に憧れを抱くが・・・、タルヲシルか。
天才なら良いが足りない私はその心境にはずっとなれないじゃないかー!

まぁ、物思いにいいの話だな。

装丁もいい。挿絵が綺麗だがこれも物語と共に変化していく。

黒衣の修道僧 (チェーホフ・コレクション)黒衣の修道僧 (チェーホフ・コレクション)
(2010/02)
アントン・P. チェーホフ

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読書(小説)

『おかしな人間の夢』

文化の日に真理を知った男の話。
ファンタジー。夢の話。
挿絵もいい。
良かった。
SFのような哲学のような宗教のような雰囲気。

ドストエフスキーの本で「俺は真理を見ちゃったんだよ」って。見ちゃったなんて見るとは思わなかったので頭の固い私は一気に興ざめ。
しかし、読みやすいし(字も馬鹿でかい)短いし(100P)暗さもほぼ無しで軽やか。
真理は簡単だが実行は難しい。

訳者ノートが熱い。

おかしな人間の夢 (論創ファンタジー・コレクション)おかしな人間の夢 (論創ファンタジー・コレクション)
(2006/11)
ドストエフスキー

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Author:semicolon?
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