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国内

『昭和国民文学全集22』

夢野久作
「犬神博士」
面白い。
方言あり、乱暴な話し言葉、カタカナの多用など賑やかで楽しい。
なにより初めの啖呵の清々しい事!もう引き込まれる。
犬神博士が新聞記者に語った身の上話。
しかも6~7歳の頃のみ。

家族や自身の性別の意識が無いまま親らしい男女に連れられ男の子なのに女の子の格好をさせられ大道芸を披露する。
大人のインチキや嘘、虐めに振り回されながら鋭い指摘でメキメキ才能を発揮する。
警察に捕まったり炭田抗争の中心になってしまったりでハラハラドキドキ。

「氷の涯」
ロマンチックなお話。遺書。
ハルピン勤務の日本兵が巻き込まれた事件。
憲兵、白軍、赤軍の思惑が入り乱れるなか、なすすべなく大きな事件を背負ってしまう。
一緒に逃亡する女性ニーナの力強さとすっきりした気持ちが良い。
「~略~ 神様の正義は神様が守りゃあいい。人間の正義は人間が守るばっかりだ。~略~」
格好良い文句だなー。

両方とも再読だが楽しめた。
不安定な時代とか好きだな。
一方の主人公は自身が台風の目になり、一方は台風に巻き込まれ、面白い二作が載ってた。
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Comment

No title

夢野久作はやはり効果的な片かな配置によル
文体がいいですよネ。
なにか壊れる一歩手前ノ感ジがしマス。

面白半分さん。

なんだか壊れそうですよ(笑)。
こういう文体は感覚を刺激されますね。
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